Pot-au-feu（火にかけた鍋）というその名のとおり、もともとは深鍋に入れた食材を長時間暖炉の火の上にかけて作られていた煮込み料理。

時間をかけてコトコト煮られてナイフが要らないくらい芯まで柔らかくなったお肉や野菜の大きなかたまりが、口の中でホロホロ崩れる食感がたまりません。
フランス国内でも地域や家庭によって、材料や作り方は千差万別。ソーセージ好きにはちょっと良いソーセージを加えたアルザス風がおすすめ。

滋味あふれるスープに、パンをぎゅっと浸して旨味をたっぷり吸い込ませたのをいただくのが、ポトフの醍醐味です。